最近、顔が老けて見える理由は「口元」かもしれません
オーラル通信 vol.1|口元美容
最近、なんだか顔が疲れて見える――鏡を見て、そう感じたことはありませんか。スキンケアは毎日しているのに、どこか印象が変わってきた気がする。その理由、もしかすると「肌」だけではないかもしれません。

肌のケアだけでは、届かない場所がある
顔には、笑う・話す・食べることに関わるたくさんの筋肉があります。口のまわりをぐるりと囲む「口輪筋(こうりんきん)」や、噛むときに働く「咬筋(こうきん)」も、そのひとつです。
年齢とともに変わるのは、肌だけではありません。こうした口まわりの筋肉の「使い方」も、少しずつ変わっていきます。たとえば、噛むときに働く咬筋が発達しすぎると、フェイスラインが四角く見えやすくなることは、美容の世界でもよく知られています。
「何を塗るか」だけでなく、「口がどう動いているか」
歯科医師の森昭は、「顔の老化は、皮膚だけ見ていていいのか?」と問いかけます。
肌は毎日ケアしているのに、口元の筋肉にはほとんど目を向けていない。そこに、これまでの美容の「盲点」があるのかもしれません。毎日どう噛んでいるか、何もしていないとき口がどうなっているか――そんな「口の使い方」も含めて顔を見る考え方は、まだ新しいものです。医学的に確立された分野ではありませんが、口の働きと顔の印象のつながりについては、少しずつ研究も進んでいます。
30秒セルフチェック
鏡の前で、ひとつずつ確かめてみてください。それぞれ、何がわかるのかもあわせてご紹介します。
□ 口角の高さは、左右同じ?
左右差があるときは、いつも同じ側で噛んでいるなど、口の使い方にクセがあるサインかもしれません。
□ 口を閉じたとき、あごに梅干しのようなシワができる?
唇を閉じるのに、あごの筋肉ががんばっている状態です。口を閉じる力そのものが弱くなっている可能性があります。
□ 何もしていないとき、上下の歯が触れている?
本来、リラックスしているときの上下の歯は、少し離れているもの。触れている時間が長いと、噛む筋肉が休めず、こわばりやすくなります。
□ 気づくと、口が少し開いている?
口元の筋肉がゆるんでいたり、鼻より口で呼吸するクセがあったりするサインかもしれません。
□ 噛むのは、いつも同じ側?
片側ばかりで噛んでいると、筋肉の使われ方にも左右差が生まれます。
当てはまる数が多くても、心配はいりません。まずは自分の口元を「知る」ことから始めましょう。
今日からできる、小さなこと

食事のとき、反対側でも噛んでみる
上下の歯が触れていることに気づいたら、そっと離す
歯みがきのあとに1分、口のまわりを大きくゆっくり動かす
森先生がすすめているのは、「歯みがき+1分」。歯を磨く習慣に、口全体を整える時間をくっつけるだけで、無理なく続けられます。
StretchOral®でできること
ストレッチオーラルは、口の中から頬の内側をやさしくほぐす、歯科医師が開発したセルフケアツールです。歯みがきのあとの1〜3分を、口元を意識する時間に。
監修:森 昭(歯科医師/オーラルコンディショニング協会 代表理事)
