ほうれい線だけの問題ではない|顔の印象をつくる「口元」の話
オーラル通信 vol.5|美容
「ほうれい線が以前より気になる」「フェイスラインがぼんやりしてきた」。鏡を見て、そう感じることはありませんか?
そんなとき、多くの方は美容液を変えたり、顔をマッサージしたりと、顔の「外側」からのケアを考えます。今回は、その視点に「口元」をひとつ加えるお話です。

はじめに、正直にお伝えしたいこと
森昭は、noteの中でこう書いています。
「口内ストレッチをすれば、ほうれい線が消える」と断言することはできません。
ほうれい線の目立ち方には、皮膚の加齢変化、皮下組織、脂肪、骨格、紫外線、表情など、いくつもの要因が関わっています。ひとつのケアで「消える」ものではありません。
では、なぜ口元に目を向けるのでしょうか。キーワードは「顔の印象」です。
見ているのは「大きさ」ではなく「印象」
鏡の前で、少しだけ口角を下げてみてください。次に、自然に口角を上げてみてください。顔のサイズは変わっていないのに、印象はずいぶん違って見えるはずです。
私たちが人の顔から受け取る印象は、骨格のサイズだけでは決まりません。口角や頬の位置、表情、フェイスラインなど、たくさんの情報が合わさってできています。
「顔を何センチ小さくするか」ではなく、「その人本来の表情をどう引き出すか」
ほうれい線という「線」だけを見るのではなく、口元全体の表情に目を向けてみる。それが、このテーマの出発点です。
鏡を見るときに、ひとつ加えたい問い
ほうれい線が気になるとき、「何を塗ろう?」と考える前に、もうひとつ。
「私の口元は、どうなっている?」
口角の高さは、左右同じ?
何もしていないとき、口が少し開いていない?
笑ったとき、頬は左右同じように動いている?
vol.1でご紹介したセルフチェックも、あわせて試してみてください。

StretchOralでできること
ストレッチオーラルは、口の中から頬や口元のまわりにアプローチするためのツールです。歯みがきのあとに、ツールを頬の内側に入れ、外側から手を添えてやさしくほぐす。いつもの「外側からのケア」に、「内側からのケア」をひとつ加えてみてください。

今週のミニレッスン
歯科衛生士・森光恵さんの動画ミニレッスン。今週は「『オーラルケア』と『オーラルコンディショニング』の違い」(0:48)です。歯と歯ぐきのケアに加えて、舌や舌の下(口腔底)まで、お口全体の状態を整えるという考え方をご紹介しています。
「それらを全て含めて、オーラルコンディショニングと考えています。」(光恵さん・動画より)
次回のテーマは「食べる力を維持する」です。
監修:森 昭(歯科医師/オーラルコンディショニング協会 代表理事)


